| たかが糸ヨレ されど・・・ |
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| Luma開発日記 |
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私は広島県の小さい町で生れました。
同世代の方なら解ると思いますけど、子供の頃の遊びって今と違って限られてたんですよね。
私の場合は家の近くに川があったんで、たいていそこで遊び、釣りは大好きでした。
戦後まもない物が無い時代やったんで、魚を釣って帰ったら母親にも褒められますし。(^^)
本格的に始めたのは大阪に出てきてからです。それまでは手作りの竿やったんで。(^^;) ルアー・五目釣りから小物・大物・海・池・川、色々です。 フィッシングショーも好きで毎年必ず見に行きます。 私はスピニングリールを使ってます。 長年いろんなリールを使ったけど、やっぱり一番手返しが早いし使い易いのが理由です。 でもそのスピニングリールの問題点がライントラブルです。 巻きグセとか糸ヨレがひどくて・・・。 釣場で仕掛けを作って「さぁ、釣ろう!」って竿を振ったとたんにラインが絡んで、 ほどいては絡んでの連続で、もう全然楽しい釣りどころじゃないということもあります。 遠投なんかとんでもない、ウキ下のタナも取れへん、ラインは絡むし竿先は折ってしまうし。 糸ヨレしないリールは無いかと思って釣具屋にちょくちょく行くようになったんですけど、 どれだけ探しても釣場で簡単に矯正できる本物の商品って無かったんです。 各メーカーが「ラインの巻きグセ・ヨレがかからないスピニングリール発売!」っていう度買い続けたけど、 どれもあとひとつ満足できませんでした。 私のタックルボックス、使い物にならんリールだらけでいっぱいになりましたよ。 まあこんな事は私だけじゃなくて釣人皆一緒じゃないかと思ってるんですけど・・・。 自分で作ろうと決心したのは、釣場を歩いてて糸が絡まったカモメを見たときです、 かわいそうやなーって思って。 足が1本無いのもいてました。海を見たら糸やらカゴやらいっぱいゴミが浮いてるし。 テレビとかでもよく取り上げられてますよね。なんとかしたいですね。 しかしなかなか思うようにはいきませんでした。 最初はリールを作ろうと思ってたんで、タックルボックスいっぱいのリールを分解したり、 ラインの材質が原因か?リールの構造システムか悪いんか?とかいろいろ考えて。そんな事しながら何日も過ぎて いったんですけど、ある日トイレットペーパーをじっと見てたんです・・・「これか!!」と。 たてて真上に引っ張るとヨレが無いところにヨレができるますね。 リールの回転を逆に回転すればヨレは無くなるんやと気がついたんです。リールじゃない物で コンパクトで簡単・サビない・こわれない物を作ろうとじ〜っと考えてました。 でもまたこれがなかなかうまい事いかなくて。何かヒントは無いかって町中ふらふら散歩したりしてたんです。 そしたらね、ゴミの中に光る物が見えたんですよ。 そこから「こっち来ーい!いいモンあるぞー!」って聞こえるんです。 ちょっとオカシクなってたかもしれませんね。(^^) 家族にもこの話をしたらバカにされるんですけど。(^^) でも必死に何かをみつけようと考え込んでいるときってこんなことってありますよね。 見に行くとドリルに取り付けるキリが捨てられてたんです。見つかったんですよ。 このLumaの原点が。 リールでできた回転をこれで逆回転させようと思ったんですけど、そのままの長さで使うと またヨレを作ってしまうんです。 色々作ってみようと思ってアルミの棒をいっぱい買ってきて自宅の台所の隅で毎晩ギコギコ削ってたり、 試作が出来たら今度はテストで廊下から風呂場に向けて何回も竿を振ってました。 ![]() 毎晩そんな事してるもんやから、家族は私がオカシクなったって思ってたみたいです。 恥ずかしいけど病院にも連れて行かれそうになったんですよ。マジで(^^;) まあそんな風に思われながら改良を重ねて、やっとの事でベストのものを完成させました。 最初に1回転ひねってやって1.5回転戻してやるんです。Lumaの中で0.5回転のひねりを作り出すのです。 自分が使う為のグッズやったから特許取得までは考えてなかったんですけどね。 自分一人じゃあの時のカモメは助ける事は出来へんやろうと思って、一般公開にと特許申請をする事にしたんです。 特許取得の連絡はそれから3年ぐらいたってからです。もうびっくりしましたよ。「まさか!ホンマか!」って。 一度使用されますと必ずやなんでや〜?っと未知の釣りを楽しまれる事でしょう。 藤森 昭勝 (ふじもりあきかつ) 昭和16年 広島県生まれ 幼少時代から川沿いで育ち、釣りを初める。 50歳を機にLumaラッキーメイキングを発案。 現在、店舗・陳列・木工所に勤務。 特許取得済。商標登録済。 |
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