アオリイカ釣りの新提案、はさみ式ヤエン。

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アオリイカ釣りの豆知識


アオリイカはイカの王様と言われるほどで、噛んでいるととろりと甘味が増し、本当に美味しいイカです。

アオリイカは北海道石狩湾より南の九州、沖縄の太平洋から日本海の外洋に面した磯や波止や筏などでよく釣れます。成長が早く、6月頃に産まれたイカが、9月の早生ミカンが市場に売り出される頃から釣り始められます。

オスはメスより大きくなる傾向があり、生後1年でオスは2kg、メスは1.5kgに成長し、大きなものは胴長45cm、重さ3kg以上にもなり、その多くは6月頃、卵を藻などに産み付けて死んでしまうようです。

最盛期は、新子が釣り始められる9月頃から12月頃まで。その時期は、350gから1kgのものが数多く釣れる楽しい季節です。翌年1月頃からは数は減りますが、成長した大物が釣れ、5月、6月の産卵期には2〜3kg以上の大物が釣れます。

アオリイカは、比較的浅い岩礁の周りや、海溝、防波堤、磯などの近くに小さな群れで回遊しています。夜行性ですので、特に日の出前や日没後がもっとも活動する時合ですが、曇りの日や深場では日中でも乗ってきます。夜釣りでは新月より満月が良く、月明かりがあれば、一晩中釣れることがあります。

潮は小潮か中潮回りで潮の動き始めが最高です。潮の流れが早い時や、満ち止まりはあまり乗らない傾向がり、潮が下げる時より干潮から満潮へ潮が満ちて来る時の方が、食いが良くなるようです。

ベタなぎであれば水面まで浮くことが多いのですが、うねりが大きい時は底に入る傾向です。また、水温が急に下がった時や、海水が濁っている時は食いが悪いようです。

アオリイカ釣りには生きた小アジやボラ、チャリコなどの小魚を泳がせて釣るヤエン釣りと、ウキ釣り、餌木による引き釣りなどがあります。なかでも活き小アジの泳がせ釣りは、イカの乗りが良く、奥深い楽しみで多くのファンを魅了しています。しかし、ヤエンを入れるタイミングと、ヤエンに掛けるコツが大変難しく、取り込みが上手になるにはそれ相当の経験と技術が必要です。

そこで考案されたのが初心者でも比較的簡単で捕獲ミスが少ないはさみ式ヤエン(特許出願中)です。

イカ釣り革命、はさみ式ヤエンの特色

従来は、道糸が水面から45度位になるまでイカを寄せて、ヤエンを滑べらすのがベストでしたが、はさみ式ヤエンは遠くのイカでもヤエンの滑る角度があれば、ヤエンを滑らせることができます。
ヤエンは小アジの尻っぽに当たると、自重と加速によって開口部が閉じて、イカにハリが食い込みます。念のため竿をあおって道糸を引っ張って開口部を完全に閉じます。
イカの大小に関係なく1本のヤエンで充分に挟みます。
イカが逃げようとすればするほど、2本のヤエンの巾が縮まりハリがイカに食込みます。
6個のハリが2本のヤエンに付けてあるので、ヤエンがイカに掛りますと道糸をゆるめないように引張ってくれば、イカはほとんど逃げられません。ゆっくりと安心して取り込んで下さい。

ヤエン釣りのタックルと釣り方

アオリイカは主に夜釣りになりますので防寒具、なるべく明るいヘットライト及び竿先ライトを忘れず、日の暮れる前にセットしておきましょう。

竿は、磯竿1号から2号の5・4m位のものを用います。3号以上の竿ですとイカが抵抗した時に対応が遅れてエサを放すことが多いので、比較的軟らかい竿の方がイカの動きもわかりやすく、イカの抵抗に少し遅れても竿が助けてくれ、エサを放す確率が少なくなります。

小アジは、海水を入れた中型クーラーなどに入れてエアーポンプでエアーを送りながら、釣場まで持って行きます。かなり重くなりますので、移動時間が短ければ水は満タンに入れる必要はありません。釣り場に着いてから満タンにしてやれば良いのです。鮎釣りで使うオトリ缶なども流用できそうです。

リールは中型スピニングリールが標準。これにナイロンのカラー糸の4号か5号を150m〜200mほど巻いておきます。リアドラッグがついているものなら、いっそう便利でしょう。

竿にリールと道糸をセットし、糸先にチヌバリ5号黒をしっかりと結び、ハリを小アジの尻っぽから1cm位前に、骨に掛らないように掛けます。この時小アジをアジすくいと共に掴むとつかみやすいです。

小アジにハリを掛けたら素早く海へ浸けてやり、その状態でキャスティング態勢をとり、ポイントへ投入します。アジが着水したら糸フケをとり、竿受けに乗せてリールのベールを開け、イカの乗るのを待ちます。

鈴は、リールの後ろ10センチくらいの竿尻に取り付けて、これに道糸をかけるようにしますが、鈴をつけない場合は、ベールを閉めたままドラッグを全開にして置き竿にしておきます。

竿先は風で糸フケができないように、なるべく海面に近く下に向けておきます。通常、竿先は小アジの泳ぎで少し揺れているはずですが、この揺れが止まれば、藻などに入っている可能性がありますので、道糸を巻いて2〜3m引き寄せます。

泳いでいる小アジをイカが抱食しようとすると、アジが逃げて竿先が大きく揺れます。イカが小アジを捕らえると、道糸が引っ張られて鈴が鳴り、道糸がゆらゆら出て行きますので、約1〜2分糸を出します。その間に鈴を竿から外し、ヤエンとイカギャフを準備します。

その後、ベールを開けたまま竿を竿受けから外して真上に立て、リールを逆転にし、ベールを閉じます。ハンドルをゆっくり巻いて竿先を2〜3m下げてからゆっくりと竿を立て、イカを引き寄せます。この時イカが引っ張りますと竿先が大きく曲がりますのでハンドルを逆転して糸を出します。

この繰り返しで、できるだけイカを近くに寄せ、藻などから引き出します、2〜3分経過するとヤエンを投入する体勢に入っているでしょう。

ヤエンを投入する2つの方法

第1の方法(基本)

竿を右手で持ち、ドラッグを全開にして道糸を引張らずに左手でリールから道糸を出し、竿を後方に寝かせます。

左手で道糸をつかんだら、立てた竿を左肩に当て、竿尻を両足で挟んで道糸を右手に持ち代えて左手でヤエンを持ち、右手で道糸をヤエンに装着し、竿をさらに後ろに寝かせてイカと竿先をー直線にします。

ここでヤエンを滑らせます。ヤエンが着水したらドラッグを締め、竿を左手に持ち替えて右手でリールを逆転できる体勢にし、ハンドルを持って両手で竿を高く上げてヤエンがイカに到着するのを待ちます。挟み式ヤエンは到着すると勝手に開口部が倒れて2本のヤエンの巾が縮まり、イカにハリが食い込んでいますが、念のため竿をあおって道糸を引き、開口部を完全に閉じてしまいましょう。

イカをヤエンが挟みますと逃げようとしますので、道糸をゆるめないでなるべく早くイカを浮き上げて底へ入れないようにします。ヤエンに掛っているイカが見えると、もう道糸をゆるめないようにして、ゆっくり手前へ引き寄せて下さい。

イカを水面から少し出る位に引き上げて、イカが弱ったらギャフでイカの向こう側から手前にひっかけ、竿とギャフ竿の2本を両手でつかんで引き上げて下さい。釣り上げたイカは、まだ墨を出しますのでビニールの小袋に足の方から入れ、袋の口をしっかりと閉めてクーラーに入れましょう。


第2の方法

波止や筏など比較的足場の良い所で、第1の方法より少し簡単な方法です。

イカを引き寄せてヤエンを入れる時に、ドラッグを全開にして竿先を波止の端になるように竿を置いて竿先の所へ行き、竿先を足の膝の上へ乗せ左手でヤエン持ち、右手で道糸をヤエンに装着して、ヤエンを滑らせて下さい。

ヤエンが水面に到着したら竿を立てながらリールの所へ戻り、ドラッグを閉めリールを逆転できる体勢にしハンドルを右手で持って道糸を少し巻きながら、両手で竿を高く上げヤエンがイカに到着するのを待ちます。後は第1の要領の方法で取り込んで下さい。


ヤエンはイカ以外の魚が小魚を食した場合、装着しないで下さい。

たとえば次のような場合です。

1.鈴が外れて糸が出ても数m位しか出ないで止まった時、ウツボかウナギかアナゴなどの根魚であることが多いです。

2.逆に猛烈な勢いで道糸がなかなか止まらず、リールの巻糸が半分以上も出る時、ハマチ、タチウオ、マゴチ、ヒラメ、エイ等であることがあります。

3.イカのように道糸が出て止まるが、糸を巻いて近寄せる時何かイカと違った引きの感じの時は、タチウオか根魚であることがあります。


普通、アオリイカは、小アジの大きさにもよりますが、食べ終わるのに10分位かかりますが、大きなイカになるとこれよりも早く食べてしまいますので、早目にヤエンを入れる事です。これは小さいイカだと思ったら、充分時間をかけてイカが食いに入るまであまり強く引寄せないようにしましょう。

イカに逃げられた時、残ったアジがノコギリで切ったようになっていますが、それ以外の魚が食した時は、アジの身がバラバラにかじられている場合が多いです。

はさみ式ヤエンは、イカの取り込み率を飛躍的に向上させてくれるアイテムです。こころゆくまで楽しいアオリイカ釣りをお楽しみください。

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【安全上のご注意】
イカ釣り以外にはご使用にならないでください。
小さなお子様の手の届く場所には置かないでください。
挟み式ヤエンは特許出願済商品です。



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